COTYに選ばれた車が「偏った選考だ」という反発から生じた。この「偏り」は「メーカーの接待づけ」ということもあるが、基本的には選考者の違いだろう。COTYの方は、レーサー出身の
自動車評論家が多く、運動性能に偏重した選考が多い。一方RJCは、より高学歴者や学者が多く、技術や独創性を重視することが多い。
2007年次(2006年発表)まではRJCが先に公表されていたが、COTYはRJCと異なる結果をあえて取ろうとしているという批判があったため、2008年次(2007年発表)からはCOTYが先行した。
過去の受賞車を比較してみると、RJCでは普通の価格帯の乗用車が多い。一方COTYでは、非常に高価な高級車やスポーツカーが多い。2007年次(2006年秋に決定)は典型的かつ顕著な例で、RJCは最も廉価である軽乗用車クラス(
三菱・アイ)から選ばれ、COTYは最も高価である超高級車クラス(
レクサスLS460)から選ばれた。また、RJCでは軽自動車が3度イヤー・カーに選ばれた事があるが、COTYでは軽自動車のカー・オブ・ザ・イヤー受賞は一度も無い。
また、カー・オブ・ザ・イヤー本賞だけでなく、その年に発売された新型車に採用された画期的技術に対して贈られる『テクノロジー・オブ・ザ・イヤー』、さらに自動車メーカーの最も傑出した人物に贈られる『マン・オブ・ザ・イヤー』のカテゴリも、1991年の創設時から設けられている。