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衛星
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衛星
(えいせい、Natural Satellite)は、
惑星
や
準惑星
・
小惑星
の周りを
公転
する天然の
天体
。ただし、惑星の
環
などを構成する
氷
や
岩石
などの小天体は、普通は衛星とは呼ばれない。
◆ 概説
人間が作った
人工天体
の場合には、天然の衛星(自然衛星)と区別するために「
人工衛星
」(Artificial Satellite) と呼ぶ。英語では、口語的に "moons" という言葉で、月にかぎらず、各惑星等の衛星全般を指すこともある。また、衛星の周りを回るものは、孫衛星という。
太陽系
内の惑星のうち
水星
と
金星
以外の6個、準惑星のうち
ケレス
と
マケマケ
以外の3個は、それぞれ少なくとも1個の衛星を持つ。また、20世紀末以降の観測により衛星を持つ
小惑星
も100個以上が確認されている(2007年現在)。
従来、
地球
に対する
月
は、衛星としては不釣合いに大きく、
二重惑星
と見なす意見もあった。月の
直径
は地球の4分の1強であり、
質量
でも81分の1に及ぶためである。後者を見れば月は地球よりはるかに小さいように思えるが、地球-月の体系に次ぐものは
海王星
に対する
トリトン
の800分の1であり、他の惑星の衛星の場合ははるかに小さいから、地球-月系の特異さがわかる。
1978年
に発見された
冥王星
の衛星
カロン
は、更にこれを凌駕するものであった。当時は冥王星は惑星とされていたために、さらに特異な例とされていた。しかし、通常はこれらも衛星の範疇に含める慣例となっている(
二重惑星
の項を参照のこと)。
◆ 太陽系の惑星と準惑星の衛星