日産・プレジデント wikipedia|無料辞書
◆ 概要
◆ 歴史
◇ 初代(1965年-1990年)
:150型プレジデント発売開始。
セドリック・スペシャル(50型、
1963年2月登場)の後継車種であり、当時の国産乗用車の中で車体、エンジン共に最大サイズであった。搭載エンジンはY40型
V型8気筒OHV3988ccとH30型直列6気筒
OHV2974ccの2種類。グレードはタイプA・B・C・Dの4段階でタイプDが最高級仕様となり、その価格も300万円という当時としては破格の値段
[プレジデント発売当時(1965年10月)のトヨタの乗用車最高価格車は、VG10型クラウン・エイトの165万円。]であった。
:タイプA・BにH30型、タイプC・DにY40型エンジンが搭載され、Y40型搭載車にはフロントホイールアーチ後部、及びトランクリッド後端に「V8」のエンブレムが付加されていた。フェンダーミラーの調節機能には国産市販車初の電動リモコン式が採用された。また、当時の
佐藤栄作首相の公用車としても納入された。
:250型プレジデント発売開始。当時の資料ではフルモデルチェンジと銘打たれてはいるが、基本の車台とキャビン部のエクステリアデザイン等はほぼ不変[前後サスペンション、ホイールベース、サイドシル部、前後ドアパネル、前後ドアサッシュ、ルーフ、ガラス全般、インストメントパネル等は150型と同一。]であり、実際はフルモデルチェンジと言うよりも「ビッグマイナーチェンジ」に近い状態である。変更点はフロントマスクとリアエンドを中心とした大幅なデザインの変更と全長の200mm以上の延長により、より一層アメリカン色を強めたスタイリングとなった。また全長延長分のそのほとんどは150型時代に不評だったトランクルーム容量の拡大に費やされ、結果リアオーバーハングの増大へとつながっている。
:搭載エンジンはY44型
V型8気筒OHV4414cc
[Y44型をベースにボブ・シャープの手によってチューンされたエンジンがIMSAに出場したDatsun、280ZXに搭載されたことがある。それ以前に市販のZにY型エンジンを搭載する案もあったが、実現に至っていない。]と、150型から引き継いだH30型
直列6気筒OHV2974ccの2種類で、グレードはタイプA・B・Dの3段階となり、このうちY44型搭載車はタイプDのみとなった。
:マイナーチェンジ。昭和50年排出ガス規制適合。型式は当初昭和50年排出ガス規制適合も単にH250型だったが制度変更によりA-H250型となる。搭載エンジンが
EGI化されたY44E型エンジン1種類のみとなり、グレード構成もタイプD1-D9までの9段階となる。
;1975年12月
:一部改良。トランクリッドハンドル新設。
:マイナーチェンジ。昭和51年排出ガス規制適合。型式がC-H251型となる。
:マイナーチェンジ。最高級グレード「ソブリン」追加。型式がE-H252型となる。
:一部改良。カセット付AM/FMマルチラジオ、子時計追加。
:マイナーチェンジ。ラジエータグリルの意匠変更、角型4灯ヘッドランプの採用の他、内装ではインストを一新。ガソリンタンクの容量を75L→95Lへと拡大し、リアサスペンションをパナールロッド付4リンク+コイルスプリングに変更
[このリアサスペンションの一新で最低地上高が増え、試作車の段階で当時の川又克二会長から「(後席へ)乗降しづらくなった」とクレームが付き、総力を挙げて改善しマイナーチェンジ後の最低地上高を10mm増に抑えたという逸話がある。]。その他、装備・仕様を向上。
:一部改良。トランクロックシステムをキーを左に回しておくと室内から開かないように変更、パワーウインドーにロックスイッチ追加。
;1984年12月
:一部改良。
:「ソブリン」を超える最高級グレード「ソブリンVIP」追加。
:一部改良。フェンダーミラーの大型化、後席可動式ヘッドレスト追加。「NISSAN」エンブレムの書体変更。
:一部改良。タイプD、タイプCのホィールカバーをソブリンと同一のものに変更。
:シフトロック追加。
;1990年1月
:カタログ等のエンジン出力表示をネット表示に変更。
◇ 2代目(1990年-2002年)