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「日産・バイオレット」||車-LINK.com [05/27update]

日産・バイオレット wikipedia|無料辞書

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バイオレット」 (VIOLET) は、日産自動車が生産していた小型乗用車。車名の「バイオレット」は英語で「スミレ」の意味である。

◆ 概要
下級車種のサニーと上級車種の610型ブルーバードUの中間クラスを担う新規車種として初代710型バイオレットが発売された経緯には、バイオレットの上級車種であるブルーバードの商品企画や販売政策が大いに影響している。
初代710型バイオレットの発売より先行して、1971年8月にフルモデルチェンジされて発売された610型ブルーバードUは、ライバル車種であるトヨタ自動車のコロナの上級車種として発売されていたコロナマークIIの存在や、高度経済成長に伴う所得倍増による経済情勢下で企画開発された経緯から、先代の510型ブルーバードよりも車格クラス・価格共に上昇した事で、歴代のブルーバードユーザーから車格クラス・価格面で610型ブルーバードUへの代替を躊躇され、他車種へ代替や客離れが予想された為に、日産の販売政策上、先代の510型ブルーバードを1400ccと1600ccの4ドアセダンと2ドアセダンの廉価グレードのみに車種整理した上で、初代710型バイオレット発売の1972年12月まで、610型ブルーバードUと共に「幸せの1400」のCMキャッチコピーで生産販売(併売)されていた。
初代710型バイオレットは、610型ブルーバードUと共に併売されていた510型ブルーバードの実質的な後継車種としての位置付けを担い、ブルーバードシリーズの1車種としての役目も担う目的から、型式番号は、歴代ブルーバードの型式番号である「310型」「410型」「510型」「610型」につながる「710型」が起用されていた。

◆ 歴史

◇ 初代 710型(1973年-1977年)
1973年に新発売。ボディタイプは当初4ドアセダン、2ドアセダン、2ドアハードトップの3種類。4ドアセダンはその後、ノッチバックスタイルへビッグマイナーチェンジを行う。のちに5ドアのライトバンが追加された。

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510型ブルーバードが直線的でクリーンな外観だったのに対し、710型バイオレットは複雑な曲面で構成されたファストバックスタイルだったため人気は低迷。ブルーバード譲りのスポーツグレード・SSS(スリーエス)がラリーで活躍したが販売台数の伸びにはつながらなかった。
なお、710型バイオレットの4ドアセダン(5人乗り・3速コラム・前席ベンチシート、L16型1600ccLPG)には、510型ブルーバードの実質的な後継車種として発売された経緯からタクシー仕様車も設定され(なお、車格や価格面で上級クラスへ移行した610型ブルーバードUにはタクシー仕様車が設定されていなかった)、後にタクシー仕様車のエンジンは、昭和50・51年排ガス規制に絡んでL18型1800ccLPGに変更されている。1976年7月に、810型ブルーバードにタクシー仕様車の設定が復活された後も1977年4月頃まで生産・販売が継続されていた。
サスペンションは、前輪にはマクファーソンストラット式独立懸架が全車に採用され、後輪はリーフ式固定懸架であったが、スポーツグレードのSSSにのみ510型ブルーバード以来のセミトレーリングアーム式独立懸架が採用されていた。
1973年1月 710型バイオレット登場。
1976年2月 マイナーチェンジ。
: 4ドアセダンがノッチバックスタイルに変更(理由はタクシーユーザーから要望の多かった後方視界を向上するため)、型式も711型に。
: 1600ccが51年排ガス規制に適合(同年5月には1400ccも51年規制に適合)。
: 2ドアセダンは廃止。
1977年 生産終了。A10型にバトンタッチ。

◇ 2代目 A10型(1977年-1981年)