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「日産・セフィーロ」||車-LINK.com [05/27update]

日産・セフィーロ wikipedia|無料辞書

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セフィーロ (CEFIRO) は、日産自動車が生産、発売していた中型高級セダンである。日本国内での販売期間は1988-2003年。

◆ 概要
初代モデルはスカイライン・ローレルとシャーシを共通するFR(後輪駆動)車。2代目以降はFF(前輪駆動)となり、2代目にはステーションワゴンの設定もあった。
現在は後継車であるティアナの海外輸出のネーミングで使用している。

◆ 歴史

◇ 初代 A31型(1988年-1994年)
1988年9月1日、発売。当時S13型シルビアのオプションパッケージなどでしか採用例のなかったプロジェクターヘッドランプを標準採用した斬新なフロントマスクが特徴的であった。流麗なデザインながらボディ形状はプレスドアを採用した4ドアセダン(その代わり後席窓ガラスの開口面積が小さい)で、後に登場する4ドアピラードハードトップのR32型スカイライン、4ドアピラーレスハードトップのC33型ローレルとは基本コンポーネンツを共有する姉妹車。マルチリンク式のリアサスペンションを持ち、駆動方式はFR。発売当初は全車にマニュアルトランスミッションが設定され、エンジンに関しては2LのRB20系エンジン3種(EGI付SOHCのE、EGI付DOHCのDE、EGI付DOHCターボのDET)を搭載。中でもRB20DETに関してはR31スカイラインに搭載の180馬力から205馬力にパワーアップした仕様であった。生産工場は、姉妹車の「スカイライン」「ローレル」と同じく旧・プリンス自動車工業村山工場と、「サニー」「プレセア」などを主に生産する座間工場座間工場で生産されていたA31型セフィーロは、車体番号は最初に8が付いたA31-800001番〜とCA31-800001番〜になっている。で生産されていた。
発売当初の広告では車名の下に「33歳のセダン。」というキャプションが付けられており、主にモノ選びにこだわりを持つDINKS層をターゲットにした販売戦略が取られていた。ユーザーが自らの趣向に沿ってエンジン(3種)、サスペンション(3種)、トランスミッション(2種)、外装色(7色+特別色2色)、内装生地(3種)、内装色(2色)などを自由に組み合わせて注文できるセミオーダーメード方式「セフィーロ・コーディネーション」はその最たるモノである。発売当時の組み合わせは910通りであった。組み合わせた仕様の詳細はセンターコンソールボックスのふたの内側に貼られた仕様書で確認できる。なお、仕様による価格差は存在しても、装備品の差異はほぼ存在しない。外装には特に表記されないもののエンジンとサスペンションの組み合わせを表現する名前があり、RB20E搭載車には「タウンライド」RB20DE搭載車は「ツーリング」RB20DET搭載車は「クルージング」、標準サスペンション車には特に名前が無く、超音波センサー付き電子制御サスペンションDUET-SS装着車に「コンフォート」、4輪操舵システムHICAS-II装着車に「スポーツ」の名前がつけられていた。そのため例えば「ツーリング」はすなわち標準サスペンションのRB20DE搭載車となり、「コンフォート・クルージング」はDUET-SS装着のRB20DET搭載車を指す。
しかし、実際にセミオーダーメード方式を活用してオーダーした場合は納期が長くなること、在庫車を購入する場合はセミオーダーメードの利点が無くなること、また直接的なライバル車であるトヨタ・マークII3兄弟が依然として量販グレードの白色モデルを大量に見込み生産し即納・大幅値引きによる攻勢をかけていたこと、そして斬新なフロントマスクの好みが分かれた事などもあってか、糸井重里考案の「くうねるあそぶ。」のキャッチコピーなどで大いに話題をまいた割には人気が今ひとつで、人工皮革のエクセーヌ張りシートを採用したエクセーヌセレクションの追加を皮切りに、ほどなくセミオーダーメード方式も頓挫、迷走するかのようなマイナーチェンジを繰り返していくことになる。
標準車のRB20DETターボエンジン搭載グレードのクルージングをベースとし、日産の特装車専門の子会社オーテックジャパンで、エアロパーツ、エンジンチューン、コノリー社製本革シート、オリジナル品の本革巻ステアリング、ブリヂストン・ポテンザ(タイヤ)、PIAA製アルミホイールなど、カスタマイズを施した「オーテックバージョン」が前期型の途中から追加設定され、1990年8月にマイナーチェンジされた中期型以降も引続き設定され好評を得ていた。
1990年9月、最初のマイナーチェンジで中期型になったのを機にヘッドランプをフォグランプ内蔵異型角型2灯式ハロゲンタイプにしたモデルNA車のみに追加されたNシリーズなども追加された。R32型スカイラインGT-R(GTS-4)に搭載の4WDアテーサE-TSシステムを移植しRB20DETと組み合わせた、国内向けセフィーロでは最初で最後の4WDモデル2・3代目はFF車になったことでリヤサスペンションの機構上、4WDの製作が困難であったために後継のティアナ登場までは4WDの設定なし「アテーサクルージング」(後期ではSE-4)の追加も試みられた。
1992年6月、再度のマイナーチェンジの後期型では2500ccのRB25DE搭載モデルの追加があり、同時に全車5速ATのみとなり、バンパーの大型化で3ナンバー化される。
平成の始めごろから、警察の捜査用覆面パトカーとして大量採用されていた。
スカイラインと共用する部品が多く、手軽にチューニングでき4ドアで実用性に優れることからチューニングカー、特にFRということもあってドリ車のベースとして一部に人気を博した。程度のよいMT車は希少であったため、AT車をベースにMTに載せかえる改造も行われ、この流れは後のシルビアなどにも行われていく。

◇ 2代目 A32型(1994年-1998年)