架線の断線による落下の危険を物理的に防止できる。また、通常のワイヤーで吊った構造でトロリーの水平を確保する「吊架線」とは異なり、必要とする空間が少ないために、
地下鉄道を始めとする
トンネル区間において、トンネル断面を小さくできる(車両側で集電装置自体の折りたたみ高さを低くすることも必要)。その反面トロリーが固定されているために、剛性支持となり
スライダー(パンタグラフの、架線と接触する部分)の摩耗・離線率などの点では不利となる。これを回避するために、剛体架線の区間に入る車両はスライダー部分を剛体架線用に柔軟な支持の構造に変更したり、材質を変更したり、パンタグラフの数を増やしたりしている。一般的には最高速度 90km/h を超える運転ができないとされる。