ホンダ・オデッセイ wikipedia|無料辞書
◆ 概要
1994年に初代モデルが発売され、現行型は4代目。ホンダの
クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)の第1弾として発売された初代から、現在までヒットを続けており、ホンダの基幹車種のひとつに位置付けられている。
乗用車ベースのミニバンとして、
セダン同等の運動性能を持ち、なおかつセダンよりも広い室内空間を売りにしている。また、床が低いため、乗降性が他の車種に比べて楽である。後席ドアは、他のミニバンで一般的なスライドドアではなく、一般的なセダン型乗用車と同様の前ヒンジドアを採用している。
初代から採用されている、3列目シートの床下収納機構が特徴。3代目では、電動格納式(一部グレードに標準装備または
オプション設定)となっていた。
◆ 歴史
◇ 初代(1994-1999年 RA1/2/3/4/5型)
当初は、月販目標台数は4,000台程度と抑え目であったが、予想外に大ヒットし、後に生産ラインも増強された。当時のミニバンにはない独特な乗用車的プロポーションが特徴であった。
シフトレバーは、コラムシフトを採用し、前席から後席へのウォークスルーを可能にしていた。
エンジンは、
F22B型 2.2L
直4 SOHC。ただし、アコードに設定されていた
VTEC仕様は後のマイナーチェンジの際に採用。トランスミッションは「プロスマテック(TYPE II)」と呼ばれる4速
ATを搭載。増加した車重に対して、ファイナルレシオを低くしたため、エンジンの常用回転数は若干高めである。
ホンダの同排気量クラスの車の中では珍しく、タコメーターが標準装備されなかった為、発売開始から半年で純正オプションとし(標準装備の時計と入替え装着・ダッシュボード上置きの液晶表示ユニットタイプ・回転計はバーグラフ式・時計、内外気温表示機能付き)を装備。
ヨーロッパでは「シャトル」という名前で販売した。
それまで、オーバー2Lの3ナンバー普通自動車クラスの販売台数では、長年の首位を維持していた
クラウンを抜き去り、
1995年には、125,590台の販売台数を記録した。
1996年1月、一部変更。シフトレバーの改善・セカンド/サードシート上をガラストップとした「
サンシャインルーフ」をオプション設定。最上級モデル「エクスクルーシブ」を追加。
1996年
9月2日、一部変更。「L」のアルミホイールをメッシュタイプへ変更。「S」と「L」の間に「M」を追加。両席
エアバッグと
ABSを、全車に標準装備。また、コラムシフトの操作感改良・ハザードスイッチの助手席側から運転席側への移設等の小改良。
カーナビは
VICS対応型に改良。停車時に、2名が就寝できるポップアップルーフを装着した「フィールドデッキ」仕様を設定。
1997年8月22日に、マイナーチェンジで、フロントグリルのフェイスリフトが行われる。エンジンを、F23A型 2.3L 直4 SOHC VTECに変更と同時に「Sキット」と呼ばれるエアロバーツと専用15インチアルミホイールをセットで、メーカーオプション設定。
1997年
10月2日に、
J30A型 3.0L
V6 SOHC VTECを搭載した「
Prestige(プレステージ)」発売。前期型の廉価グレード「B」が、MCでグレード整理により消滅(ただし、3代目の後期型で復活するが、位置付けとしては、実質的に前期型の「S」に相当)。MC後は、下位グレードから「S」、「M」、「L」になる。後年は、お買い得価格のモデルとして「M」をベースにしたカーナビ装備の「ナビスピリット」・木目調パネル等装備の「ファインスピリット」・エアロパーツ装備の「エアロスピリット」、「S」をベースにした「スマートスピリット」をそれぞれ追加。ガラスプリント式ラジオアンテナ・タコメーターが全車標準装備され、、ドアミラーも黒色からボディ同色となる。
日の丸自動車グループの日の丸リムジンではワゴンタクシーとして採用された(現在、初代と3代目が混在)。
画像:Odyssey-hinomaru.jpg|日の丸リムジンタクシー
◇ 2代目(1999-2003年 RA6/7/8/9型)