その車両自体が現存することが、世界初の自動車という評価の最も強力な後ろ盾となっている。車両は
ボイラーを搭載し、ボイラーにより水を蒸気として利用し、2つのシリンダーへの蒸気流入を制御することによりシリンダー内のピストンを交互に動し、ピストンの往復運動をラチェット機構で車輪に直接伝えた。
ワット/
マードックよりも10年も前に、往復運動を回転運動に変えていた。
ロートリンゲン公国の
ムーズ地方のボワ(Voir)で農家の子供として、父クロード・キュニョー(Claude Cugnot)、母マリー=ヴィクトワール・ル・ブルジェ(Marie-Victoire Le Bourget)との間に生まれる。ボワは現在の
パリと
ストラスブールを結ぶ国道4号線沿いにあり、リーニュ=アン=バロワ(Ligny-en-Barrois)とトゥールの間に挟まれた小さな農村だった。