車両の前方にエンジンを置き後方の車輪を駆動させるフロントエンジンリアドライブ(FR)の車では、車両の長さにあわせ一般に長いプロペラシャフト(回転軸)が使われる。FRのレイアウトは
パナール・ルバッソール(Panhard et Levassor)社が特許取得したことから
システムパナール(Syst?me Panhard)として知られている。これをシャフトで直結したのは
ルイ・ルノーでこちらも特許を取得している。シャフトの接続形態には大きく
トルクチューブ(torque tube)方式と
オチキスドライブ(Hotchkiss drive)方式という2種の方式がある。
トルクチューブは、シャフトが覆われているもので
ユニバーサルジョイントを1個使用する。
ホチキスドライブはシャフトがむき出しのままでユニバーサルジョイントが2個以上を使用されている。
日本では、英国風の使い分けが標準で、FRでのトランスミッションからデフに回転を伝える回転軸を「プロペラシャフト」とよび、FFで使用される短い駆動シャフトを「ドライブシャフト」と異なるよび方を用いている。FRのリアが
独立懸架の場合、デフから左右に伸びる短いシャフトも「ドライブシャフト」、あるいは「ハーフシャフト」と呼ぶ。