異業種参入の難しさに加え、期待した相乗効果が得られない、拡大したグループの収益悪化といった問題が発生しやすい企業形態であるが、業種を超えてシナジー効果が得られた場合は、技術的・
ブランディングにおいて非常に強力なものである。また、それぞれが独立した業務・業種であることから、独立や解体・再編など事業再構築(
リストラクチャー)が比較的ペナルティなく行えるため、積極的に試みられた。
近年では企業にも変化する市場に対する柔軟性が要求されるため、コングロマリットの構築〜解体のサイクルも
1990年代以降は短くなりつつあるとも言われるが、そもそものコングロマリットという巨大企業形態自体が足かせとなる事も多い。巨大複合企業体の全盛期は1960年代〜
1980年代であり、現在は一部を除いて殆どが残っておらず、もっと緩い
業務提携で留める事が多い。