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「いすゞ・ウィザード」||車-LINK.com [05/20update]

いすゞ・ウィザード wikipedia|無料辞書

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いすゞ・ウィザード (WIZARD) はかつていすゞ自動車が生産、販売していたSUV。同社の「ビッグホーン」と比べ、本来のSUVの文法に沿った、ピックアップトラックの雰囲気を残したスタイルを特徴とする。
いすゞが日本国内で販売した乗用車系の独立車種としては最後に投入された車となった。

◆ 概要
1995年、初代が「ミュー」の5ドアバージョン、「ミュー・ウィザード」として登場した。
1998年に実施されたフルモデルチェンジの際に、それまでのミューのサブシリーズから「ウィザード」として独立した。

◆ 歴史

◇初代・UCS69GW
1995年当時、いすゞはピックアップトラックの「」を5ドアのSUVとした「」を既にラインナップに持っており、主な市場であるアメリカの「SIA」で生産していた。一方、いすゞには同社を代表するSUVである「ビッグホーン」があり、自社競合を避けるため、ユーティリティーの面では一歩譲る「Rodeo」の日本国内販売は予定されていなかった。しかし1990年代の国内のクロスカントリー車市場の急成長に伴い、いすゞでも新たなSUVを国内に投入し、低迷していた乗用車販売の一助とする機運が高まった。
ミュー・ウィザードの開発に当り、他社のクロスカントリー型SUVの多くが5ドア・ロングボディの投入で人気となっており、国内市場では「5ドア・ディーゼルAT」が売れ筋の「三種の神器」とされていた。そこで、「ビッグホーン」とは別の5ドアの国内向け「新SUV」として、北米「Rodeo」の日本国内向けが企画されたが、「Rodeo」の登場から約4年ものタイムラグがあったため、迅速な市場投入が求められた。そこで当時社長直属のプロジェクトとして立ち上げられた「ZIPカープロジェクト」により、各セクションから専任スタッフを集め少数精鋭の開発体制が組まれた。
当初は北米の「Rodeo」を右ハンドル化して輸入することで、新車種の追加と帰りの車運船の積載効率の向上の両方が果たせると考えられていた。しかし、国内市場への導入に当り、当時主流であったディーゼルエンジンの搭載や、国内ライバル車との対抗上、乗り心地を考慮したサスペンション形式の変更(リーフリジッドから4リンクリジッド + コイルスプリングへと刷新。)などから、UBSビッグホーンとの部品の共有化を考え藤沢工場での生産になった。
※以前タイで生産していたとの記述があったが、ミュー・ウィザードのタイで生産された事実は一切ない。
同時期にエルフUTの企画が同じZIPカープロジェクトで立ち上げられた他、1997年に発表されたスペシャリティSUV、ビークロスも同プロジェクトから量産化されている。
・主な変更点
【エンジン】
ロデオ:ガソリン(GM製V6) → ミュー・ウィザード:ディーゼルターボ(4JG1)
【サスペンション(リアのみ)】
ロデオ:リーフスプリング → ミュー・ウィザード:4リンク + コイルスプリング + リジッドアクスル
【生産拠点】
藤沢工場
エンジンとサスペンションが変更された背景には、当時の国内の事情があり、市場では燃費に優れるディーゼルエンジンが人気であったこと、ワゴンではリーフリジッドサスペンションが既に通用しなかったことが挙げられる。
ミューの姉妹車と言う位置付けであるが、外観は同社の国内版ピックアップトラックであるロデオに近い。ちなみに、サイドウインカーがアンバーなのは北米向けの名残である。
エンジンは、それまでのいすゞ小型車で好評であった直噴4JB1-T型 2.8Lディーゼルターボを止め、排出ガス規制に対応しやすい、4JG2型 3.1L過流式ディーゼルターボ(インタークーラーなし)を採用した。
シャーシのほとんどはビッグホーン・ロングからの流用で、内外装はミュー、 インパネ周りをビークロスと共用した部分も多い。トランスミッションは4ATのみであった。
1997年春、マイナーチェンジ実施。
・主な改良点は…
・エンジンの電子制御化による出力、トルクの向上
・アルミホイールのデザイン変更

◇2代目・UES25 / 73FW